三重県にて各種リフォーム・リノベーションを承っております、林建築です。
洗面所は洗顔や歯磨きはもちろん、ペットのシャンプーや靴洗い、習字道具やメイク道具などの洗浄にも使うマルチな場所です。
水回りのなかでは、比較的リフォームで失敗しにくいとされていますが、一日で何度も使うからこそ、失敗した部分が気になりやすいともいえるでしょう。
せっかくリフォームするなら、失敗は避けたいですね。
今回は洗面所リフォームで見られる失敗と、対処方法についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
■ 洗面所リフォームの失敗とは？
・予算オーバーした
予算オーバーする原因は2つあります。
1つは追加工事が必要になった場合です。
洗面所の壁や床の下地・配管の状態は、工事に入ってからでないと確認できないため、これらが腐食していると交換を求められ、追加費用がかかります。
もう1つはグレードの高いオプションを追加したり、造作洗面台でパーツにこだわったりした場合です。
定価がないために目安が分かりにくいため、陥りやすい失敗といえるでしょう。
・収納が少ない
洗面所はさまざまな用途で使われることから、物であふれやすいです。
歯ブラシや歯磨き粉、シェーバー、ドライヤーのほかに、石けんなどの衛生用品もストックしているのではないでしょうか。
収納が少ないと物が出しっぱなしになるため、せっかく新しくなった洗面台が見劣りするかもしれません。
収納を増やしても、使い勝手の悪い位置にあると使わなくなってしまうか、死蔵品を入れておくだけになるため、こちらも注意したほうがいいでしょう。
・床の汚れが目立つ
洗面所の床を、白色の床材に変更したときに起きやすい失敗です。
白い床だと、水跳ねによる汚れや落ちた髪の毛が目立ち、ものによってはシミとしてくっきり残る場合があります。
もちろん掃除しやすいというメリットもありますが、維持が大変になるため、賛否が分かれるでしょう。
反対に黒色の床材にすると汚れが分かりにくくなるため、カビが生えても気づきにくくなります。
ベージュやグレー、石目調などの色がおすすめです。
・水が跳ねる
洗面台のボウルが小さかったり、底が浅かったりすると、水が飛び散りやすくなります。
飛び散った水を拭く手間もかかりますし、放置すればカビが生えるかもしれません。
造作洗面台で木製カウンターを取り入れた場合は、水跳ねによるシミや傷みにつながりやすくなるでしょう。
洗濯物の手洗いなど、ボウルに水を溜める使い方ができなくなる可能性もあります。
・鏡が小さい
ご家族で洗面所を使う場合は朝に渋滞が起きることもあり、鏡が小さいと満足に身だしなみを整えられない、という失敗も。
もし場所に余裕があれば、横に長い鏡を取付けてもいいかもしれません。
また、三面鏡は角度を変えて髪の状態を確認できるため、女性の方にはあると助かる機能です。
今まで一面鏡を使用しておりましたら、三面鏡を検討してみるのもおすすめです。
■ 失敗を防ぐには？
・予算は見積りよりも10～30％多めに
工事前には見積書が作成されますが、記載されている見積額よりも10～30％ほど多めに予算を用意しておくと、不測の事態に備えられます。
浴室と続きになっている洗面所の多くは、浴室からの湿気で下地が傷んでいることもあり、床がギシギシと鳴っていると要注意です。
・採寸をしっかり行う
交換する前の洗面台の大きさはもちろん、新しい洗面台の寸法を把握したうえで不足はないか、確認をしておきましょう。
洗面所のスペースは限られているほか、設置する際に洗面台がドアを通れなくては元も子もありません。
大きすぎず、小さすぎないサイズを探してみましょう。
なお、洗面台の間口サイズで一般的なのは60cm・75cm・90cmですが、メーカーによってはカスタマイズも可能です。
・造作洗面台なら一部既製品を取り入れる
予算に関連しますが、造作洗面台はパーツの組合せによって価格が変動します。
そのため、すべてを造作でまかなうのではなく、一部に既製品を取り入れることで出費を抑えられるでしょう。
既製品といっても、現在はデザインとして優れているものも多いため、探せばぴったりのものが見つかるかもしれません。
・洗面台だけでなく、全体を見直してみる
洗面所のリフォームというと、洗面台にフォーカスしがちですが、床や壁、収納などもまとめて見直せる機会です。
全体をリフォームしたほうが、見た目もきれいに整います。
よくある失敗であるのが、洗面台だけ交換したものの、床や壁の汚れが目立ったため追加で張替えた、というケースです。
費用こそかかりますが、無駄にはなりませんので、ぜひ検討してみてください。
■ 名張市近郊での洗面所リフォームは「林建築」まで！
林建築は、三重県にてリフォーム・リノベーションを承っております。
洗面所のリフォームをするなら、あわせて浴室のリフォームをするのもおすすめです。
同時にリフォームをすることで諸経費を節約でき、個別にリフォームするよりもお得になります。
お見積り・現地調査は無料です。
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■ まとめ
洗面所のリフォームにおける失敗は予算オーバーもありますが、リフォーム後に使い始めてから分かった、という仕様の問題が多いです。
想定される問題をふまえてご家族と話合い、リフォーム担当者と意見をすり合わせるようにしてみてくださいね。
