玄関収納をリフォームすると生活が快適になる?種類と注意点について

2025.12.24

三重県にて各種リフォーム・リノベーションを承っております、林建築です。

気が付くと物であふれている玄関。
靴はもちろん、スポーツ用品や趣味の道具、傘などの日用品が無造作に置かれ、片付ける気も起きない状態かもしれません。
物が多い状態だと取り出すのが大変になるほか、湿気やニオイがこもりがちになってしまいます。
そこでおすすめなのが、収納のリフォームです。

今回は玄関収納を見直すリフォームと、失敗を防ぐための注意点についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ どれくらいの収納が必要?

そもそも、玄関の収納はどれくらい必要なのでしょうか

・靴の平均所持数は1人10足

女性の場合は平均12.2足、男性は平均8.2足の靴を持っているという統計結果があります。
夏物や冬物、フォーマルなものから普段使いするものまでを含めると、靴はどうしても多くなってしまうものですね。
やっかいなのは、ブーツなどの空間を大きく取る靴で、これらを1足収納しようとすると、靴2~3足分にもなります。
4人家族だとご家庭にもよりますが、ご夫婦で合わせて20足、お子さま2人で10足あるとすると約30足が最低ラインとなります。
すっきりとした収納にするには、7~8割ほど埋まっている状態が理想的なので、収納量としては約40~50足分の確保が必要かもしれません。

・子どもが成長すると物が増える

子どもが成長するにつれて、玄関に置いているものは変化します。
乳幼児期ならベビーカーを置いていても、小学生になるころにはキックスケーターや野球用品、虫取り網が置かれるようになるかもしれません。
現段階で必要な分だけの収納を確保したとしても、数年後には足りなくなることも考えられます。
その点を考えると、より柔軟に収納できるスペースを計画するのが大切でしょう。

■ 玄関収納は4タイプ

玄関収納は、主に4つのタイプがあります。

・カウンタータイプ

床から腰までの高さがあり、上部のカウンターに物を置くことができる収納です。
収納量は少ないですが圧迫感がないため、空間を広く感じられます。
カウンターをディスプレイとして使うこともできますが、宅配物を一時的に置くなどの使い方もできます。

・セパレートタイプ

腰高までの収納と、吊戸棚がセットになった収納です。
この上下の収納に、天井から床までをつなぐトールタイプの収納をくっつけたセットもあります。
上段収納は季節ものを仕舞うのにちょうどよいほか、カウンターも使えるので柔軟性があります。

・壁面収納タイプ

床から天井まで、壁面すべてを使った大きな収納です。
収納量が多く、空間を有効に使えるため、デッドスペースが生まれません。
圧迫感があり、場所が限られている場合は狭くなって使いにくくならないか、検討したほうがいいでしょう。

・シューズクロークタイプ

玄関の横にスペースを設けて、収納量を確保するタイプです。
土間収納ともよばれており、注文住宅などで取入れられるケースが増えてきました。
リフォームなら元々広い玄関なら取入れられるかもしれませんが、ものによっては増築工事になって高額になるかもしれません。

■ 玄関収納リフォームの注意点

玄関収納をリフォームする場合は、このような点に注意が必要です。

・窓は塞がない

玄関に窓がある場合は、塞がないほうがいいといえます。
玄関は物が多いため湿気やニオイが溜まりやすく、窓を塞ぐと風通しが悪化する恐れがあります。
もちろん、除湿剤などで対策することは可能ですが、どこまでカバーできるかは未知数なので、その点には注意したほうがいいでしょう。

・収納が増えると物が増える?

収納が増えてすっきり片付けられるのが理想ですが、せっかく隙間ができたのだから、と物が増やしてしまうと本末転倒です。
収納リフォームを検討していても、整理や断捨離は一度行ってみるといいかもしれません。
収納に頼らず、時折見直すことが大事といえるでしょう。

■ 名張市近郊での玄関収納リフォームは「林建築」まで!

林建築は、三重県にてリフォーム・リノベーションを承っております。

「玄関に物がいっぱいで、来客時はなんだか恥ずかしい」
「スペースが空いているので、有効活用したい」

そのようなときは、お気軽にご相談くださいませ。
実際に玄関をお見せいただければ、最適なプランをご提案いたします。

お見積り・現地調査は無料です。
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■ まとめ

玄関は物が増えやすいことから、ぎりぎり収まる量ではなく、余裕のある収納を確保するのがおすすめです。
なお、収納量を増やすと、玄関スペースを圧迫しやすいことから、無理のない範囲での計画が大事といえます。
物があふれないよう、時折収納品を見直しつつ、うまく活用するようにしてみましょう。

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